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EQとヨガ

ヨガをはじめて10年が経ちました。
この数年、美容や健康に良いと特に女性には人気があり、ヨガスタジオを見かけることが多くなりました。
かく言う私もこのブームに乗り、ヨガを始めた一人です。

自分を認めること

10年続けても未だにさほど体が柔らかい訳でもなく、すごいポーズが出来るわけではありません。
ではなぜ続けているのか?
それは先生の教えがあったからなのです。

色々な先生からヨガを学びましたが、どの先生も共通されているのが「周りの人と比べない」「ポーズが出来ないからと自分を責めない」「自分に感謝し、周りの人に感謝しましょう」という教えです。

この3つの言葉には共通点がありました。
・周りの人と比べない
⇒他人と自分が違うことを受け入れる
・ポーズが出来ないからと自分を責めない
⇒現在の自分の状況を把握する
・自分に感謝し、周りの人に感謝しましょう
⇒自分を愛する/自分が自分であることを受け入れる

これらは全て【自分を認める】ことに通じているのです。

ヨガではよく「内観する」という言葉を使いますが、まさに【自分を認める】とは「内観する」ことと同様であると考えます。

内観すること

内観とは?
自分自身の精神状態やその動きを内面的に観察すること。またその方法、内省。

ヨガとはサンスクリット語で「つながり」を意味しています。この「つながり」は心と体、魂を神(宇宙)に結びつける修行法として生まれました。その後、様々な歴史を経て、呼吸・ポーズ・迷走を組み合わせて、心と身体をリラックスさせ、心の安定を得るものです。

EQを学び、一番初めに感じたことは、それは「ヨガと同じだ!」と言うことでした。
EQを発揮するには、感情を自己認識することが何よりも大切と言われています。自分の気持ちや考えを把握出来なければ、感情を調整し、EQ能力を発揮することはできないからです。

この自分の感情を認識し、把握することを日常生活で習慣化されている方は自分の感情パターンや思考パターンをつかむ行動を多くされている傾向があります。

自分を客観的に見つめる習慣をつけるには、ヨガは適しているでしょう。ヨガの基本は「呼吸」です。体ひとつでどこでも無理なく続けられます。しかも!お金もかかりません。

皆さんも是非、日々の生活にヨガを取り入れEQを自己開発するヒントになさってみてはいかがでしょうか。

EQGA公認 プロファイラー
株式会社アイズプラス
福島 恵美子