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e-STARで見えた、感情がつなぐ対話の力

ようやく秋らしいお天気の日が増えてきました。
周囲では季節の変わり目の気温の変化に追いつかず
体調を崩している方が多いようです。
皆さんはいかがですか。

今日はアイズプラスのある鎌倉市の市役所での研修でした。
この研修は【1on1ミーティング研修】と呼ばれ、
2021年から導入していただいています。
職員の方々の成長支援、エンゲージメン トの向上、組織全体のパフォーマンス向上を目的に、
管理職層職員が現場職員に対して行われる1on1ミーティングをより有効に活用するべく
弊社でサポートさせて頂いています。

この中でやるのが【e-STAR面談】の手法です。
何度も見てきたものですが、私自身は今回初めてメンバーに加わり
体験させて頂く機会を得ました。

面談などで使われるSTARの手法は聞いたことがあるかもしれませんが、
アイズプラスがここで強調して伝えたいのが「E(Emotion)」を入れること。
それはアイズプラスが長年EQを伝えてきた中で、この「E」を付ける方が
格段にこのSTARの手法が活きてくるからです。

研修では3分間で初めて会った方々と模擬STAR面談を行いました。
たったの3分ですが、話す側になった時には話を聞いてもらった!興味を持ってもらえた!
と言う充実感、そして聴く側になった時には
こんな顔があるんだ!と言う驚きやもっと話したい!と思う好奇心でいっぱいでした。

もちろん、メリットばかりではなく、
デメリットとして声に上がったのは
・e-STARを気にしてしまうがあまり機械的になるのでは?
・感情の部分をどこまで切り込んで良いものか?
・テーマによっては聞きづらい
・積極的に話すタイプではないと尋問のよう
などの声も上がりましたが、
この3分間、皆さんすっごく生き生きしていて、
終わった後の楽しそうな顔を思うとデメリットを凌駕できる
メリットがあるのではないかと感じています。

 

 

また仕事の場面だけでなく、話す側としてもe-STARを使うことは
論理的に話す練習にもなるし、子育てや友人と話すときにも有効だなと感じています。
感情には正解はないから、きっとこう思たんだろう、こう感じているだろうは自分以外の人には
あてはまらないことが多いのです。
だからこそ、「E(Emotion)」を入れて、自分だけのストーリーを思いとともに
話すことで人となりが分かってくるんだと思います。
ご興味ある方は是非関連記事もあげていますので、是非ご覧ください。

Six Seconds EQプラクティショナー
アイズプラス EQ+LAB.編集長
杉山 夕希子

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