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そろそろお盆休みの方も多いですか。お子様の夏休みでお疲れの方もいらっしゃるかなと思います。
私も中学受験の次女と青春を謳歌する予定だった長女の二人のスケジュールでバタバタになると思っていたら、長女が初っ端の部活の合宿で足首の靭帯2本切ると言う大けが。ギプスに松葉杖、そしてこれからリハビリが始まることになりそうです。
そんなハプニングも起こり、てんやわんやの子どもたちの夏休み。
ですが、こういうピンチの時こそ私はメラメラとやる気が出るタイプです。ムードメーターで言うと意外と左上の赤や左下の青の時に力を発揮できるタイプなんだなと、こういう時に改めて感じます。
さて、この夏、素敵な本との出会いがありました!
それがアドット・コミュニケーション株式会社の代表取締役であり、日本アンガーマネジメント協会代表理事を務める、戸田久実さんが書いた『まんがでわかる!子どものイライラが消える本ー13歳までに身に付けるアンガーマネジメント』です。
アンガーマネジメントで人間関係が変わる!
13歳までに…とは書いてあるけれど、いつからでも感情マネジメントは学べて、人生に活かせる!
勿論私自身もEQを学んだのは大人になってからで、
「もっと早く知っていれば…」と思う事は多いので
早いに越したことはないでしょう。
外面はいいけれど、子供のころからヒステリーで大切な家族や親しい人には迷惑をかけてきました私。
先日も20年ぶりくらいにあった方には角が取れたねーって言われたくらい、自分の感情の矛先が外に向いていて、周りも困っていたと思いますが、それと同じくらい自分も困ってました。
そんな苛立ちや悔しさや色々な感情を怒りとして爆発させていて、怒り終わった後の落ち込みや自己嫌悪感はすさまじいものでした。
中学・高校時代の私が自分が一番強く感じていた【アンガー=怒り】と言う感情をうまく扱うことが出来ていたら、どんなに楽だっただろうとこの本を読んで改めて感じます。
人生には思い通りに行かないことがいっぱいあって、面倒なことばかり起こるし、他人からのちょっとした「イラッ」とさせられることが、引き金になって、爆発!後で「やっちゃった」と思う事ばかりでした。私ほどひどくなくても、誰もが抱きたくない感情でも勝手に浮かんでしまうことはありますよね!
そんな時にどう扱うか、自分を自分でいいんだよ、その感情感じても良いんだよ。
そんな風に自分自身に優しい言葉がかけられていたら、誰かを傷つけることはなくなるかもしれません。
誰かを傷つけてしまうと自己嫌悪におちいるし、またその感情をぶつけられた相手も戸惑い、良い気持ちはこれっぽっちもしなくて、あなたと付き合いたいと思えなくなるのです。
そしてその感情は伝染するし、そうするとどんどん良くない負の循環が始まってしまいます。
自分の感情に即座に反応するのではなく、この本で提案のあった「怒りの日記」を書くことで、自分の取扱説明書をつくることや、「6秒待つ」などはすぐに出来るので是非やってみて欲しいです。
自分の感情には責任を持ち、その輪を広げないようにすることが大切です。
アンガーマネジメントもEQも親子で取り入れよう!
夏休みだし、せっかくだから11歳の娘にも…と一緒に読み始めました。
中学受験の勉強で気持ちがそがれそうになったり、勉強中も出来ない怒りや悔しさでイライラして、イライラすると全く頭に入ってこない。まるで私の幼いころを見ているよう…
そんな次女の姿を見てきたし、本人も自分のそういう部分を直したいと思っていたところだったので、何かヒントが得られるかも!とおすすめしてみたら、「この本面白いね。読みやすいし。」と一言。
そして私からも「お母さんがイライラ爆発して怒り出したときには教えてね!」とお願いすることが出来ました。
娘の勉強中のイライラは私にほぼ猛烈な伝染病として伝わって行くので、お互いにそんな話をしたり、「怒りが爆発しちゃう基準」についても二人で話したり、これは自分自身の発見でもあり、周りに知らせておくことで予防にもなるのかもしれません。
親が一人で実践しても、家族である以上うまく行かない場面が多いんです。
EQもしかり。あるEQを導入している学校では子供たちに学校で教えている内容を大人も学べるように、月に1回授業があるそうです。
夏休みの今だからこそ、一緒に学んで自由研究のテーマとして感情を研究してみるのも良いかもしれません。
感情を制する者は、人生を制する
ちょっと大げさかもしれませんが、EQを学ぶようになって思ったのは「感情を制する者は、人生を制する」と言う事でした。
制すると言うと鎮圧しなくてはいけない、蓋をしなくてはいけないと思われるかもしれませんが、そうではなくてちゃんとマネジメントするスキルを持つことです。
私は自分自身の過去の悲しい経験から、子供たちにはとにかく「心を逞しく持っていて欲しい!」と思い子育てをしてきました。その為にも自分の持つ感情をどう言語化し、どう調整し、自分の目標やありたい姿に近づけていくかは重要だと感じています。
是非こちらの本も参考にしてください。
EQ+LAB.編集長
Six Secondsプラクティショナー
杉山夕希子
写真はこの本の著者・戸田久実さんと弊社代表の池照です。
今回の本はこちらからご購入いただけます。
https://amzn.asia/d/07b2ttO
以前開催したEQ×しなやかなコミュニケーションでご登壇頂いた際の
開催レポートはこちら。
https://is-plus.jp/case-study/article/G_jl835E
感情マネジメントラジオ アイズプラス×鎌倉FM
【How do you feel?】にもゲスト出演してくださいました!
「怒りも味方に」も是非お聴きください。
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