世界の舞台に見た“折れない力”
ミラノ・コルティナオリンピックも残すところあと二日となりました。
私は応援に夢中になり、少々寝不足気味です。
スポーツに真摯に向き合い、自分の目標や夢に向かって突き進む姿に感動し、これまで歩んできた道のりに思いを馳せながら、忙しく揺れ動く自分の感情さえ楽しんでいます。
今回のオリンピックで私が最も注目したのは「折れない力」です。
りくりゅうペアがショートで思うような演技ができなかった翌日、フリーで「宇宙一」と解説者に評されるほどの素晴らしい演技を見せました。あの姿に心を打たれた方も多かったのではないでしょうか。
レジリエンスとは“戻る以上に立て直す力”
私たちがEQを学び、実践する中で欠かせない概念の一つが【レジリエンス】です。
レジリエンスとは、単に折れないことではありません。
落ち込まないことでもありません。
どんな人生にもアップダウンはあります。
そのダウンの瞬間に、どれだけ早く、しなやかに、そして元に戻る“以上に”立て直せるか。そこにレジリエンスの発揮度が表れます。
大学の授業では、感情にフォーカスしたライフラインチャートを書く課題を出すことがあります。
「みんなも色々あったんだと感じました」
「意外と自分も立ち直れていることに気付きました」
そんな声が多く寄せられます。
そう、誰もがすでにレジリエンスを持っているのです。
あなたの中にもある回復力
もちろん、その発揮の仕方は一人ひとり違います。
落ち込む時間の長さも、立ち上がり方も違います。
大切なのは、自分の感情を知り、今の状態を理解し、向きを変える方法をいくつ持っているかということです。
何度も立ち上がる経験をしてきた人ほど、回復のための“引き出し”を豊富に持っています。
これは、挑戦してきた経験の多さや、自分と向き合ってきた深さによって育まれるものなのかもしれません。
もしよかったら、ライフラインチャートを描いてみてください。
出来事だけでなく、その時の感情に焦点を当てて振り返ってみる。
そこには、あなたがこれまで何度も立ち上がってきた証がきっと見つかるはずです。
EQ+LAB.編集長
Six Seconds EQプラクティショナー
杉山 夕希子







