こんにちは!山野美容大学で池照先生のアシスタントをしている福島です。
先月、後期授業が無事終わりました。初めて、EQ(感情知性)に触れた生徒さん達が大半であったかと思いますが、15回の授業を通して「授業でもっとも印象的だった、もしくは社会生活でも活かせそうなこと」をシェアして授業を終えました。
各クラスのテキストマイニングした結果です!
おススメ本!マンガでレジリエンス
今日は、春休みに読んでいただきたいオススメ本をご紹介します。
久世 浩司著、「「レジリエンス」の鍛え方」などのレジリエンスに関する書籍を多数出版されています。文字だけでなく、漫画で読み進めることでスッと頭に入ってくると思い、こちらをご紹介します。
まずは、レジリエンス(resilience)とは、「回復力」「弾性(しなやかさ)」を意味する英単語です。もともとは、物体の弾性を表す言葉ですが、それが心の回復力(精神的な強さの指標の一つ)を説明するものとして使われるようになりました。「困難から立ち直る能力」「再起力」といった方がわかりやすいかもしれませんね。
程度の差はあれ、なんらかのストレスを抱えて生活している人が多いと思います。
人間関係、プレッシャーなどのストレス要因から、しなやかに立ち直る。自分を立て直す力を持つことで、逆境から素早く立ち直ることができ、成長にも繋がります。
この本では主人公は転職したばかりで、慣れない仕事・人間関係などストレスばかりの毎日を過ごし、ある日大きなミスをしてしまいます。誰にでも、起こりそうな事例を踏まえて解説されています。
なかでも、思い込みを手なずける、正義犬(べき思考)、負け犬(減点思考:私なんか、、、)など、授業でも取り上げました「アンコンシャスバイアス(無意識の思い込み)」に関わるところが、自己認識し客観視する上でもとてもわかりやすと感じました。
米ペンシルバニア大学のカレン・ライビッチ博士は、レジリエンス構成する要素として以下を挙げています。
- 自己認識
- 自制心
- 精神的敏速性
- 楽観性
- 自己効力感
- つながり
- 生物学的要素(遺伝子)
- ポジティブな社会制度(家族、コミュニティー、組織など)
これら1〜6の要素は、EQ(感情知性)にもリンクします。
そのため、達成したいこと・どうありたいか?・目的に向けてEQ開発をすることで、レジリエンスを高めることに繋がります。
こちらの書籍は「レジリエンス」の基礎を、漫画と解説によりわかりやすく紹介しています。
ぜひ、読んだ感想を教えていただけると嬉しいです。
株式会社アイズプラス
EQGA公認 プロファイラー
福島 恵美子