もっと他人を理解したいと思っていませんか。それなら感情をより理解しなければなりません。まず最初はあなた自身がついてる嘘を知りましょう。
誤解を招くような会話は日に何億回も繰り広げられています。
例えば、「調子どう?」「うん、いいよ。君は?」「元気、元気!」
この会話はどうですか?つながりが生まれましたか。
これでは多くの人が他人を理解できない、人と繋がりが持てている感じがしないと思うのも無理はないでしょう。
ジョージ バーナード ショーの言葉
コミュニケーションの唯一で最大の問題はその場を埋め尽くす幻想です
コミュニケーションには常にもっと多くのことが存在するのです。本当に人とつながり、他人をよりよく理解したいなら表面下に行かなくてはならないのです。
真の気持ちを聞く3つのS
1.Safetyー安全であることー
何よりもまず信頼できる関係を築くこと。
信頼関係のレベルに応じた質問をしてください。そして信頼プラス1が大切です。つまり境界を押し広げ、昨日よりも一歩深い質問をするようにします。質問の内容に応じて十分なプライバシーをとり、時間を作りましょう。
2.Speedー速さー
真剣な会話ほど時間がかかります。急いでいることは相手に伝わります。
3.Script-台本ー
あなたが台本通り話を進めていると相手が気づいたら、そこには本当の感情はないと言うメッセージを相手も受け取るでしょう。交互に話し、質問、傾聴、認識、反応することで真の対話であり、そうすることで表面的な関わりではなくなるのです。
会話の練習
私たちには誰にでも快適に話せる「表面上」の話と本当に考え感じている「表面下」の話があることを理解しましょう。これはシックスセカンズで行っている演習の一つです。紙とペンを用意して下さい。
Step1:最近起こった会話が難しいと感じた状況を思い浮かべてください。
Step2:その時にどんな風に自分を見せていたか紙の半分にシンボルで書いてみてください。
もう一方には自分が実際にどんな風に感じていたかをシンボルで書いてみましょう。
Step3:この二つの違いを話し合ってみましょう!
・この二つは同じでしたか?
・どんな違いがあり、どうしてそうなったと思いますか?
・あなたが表面下の感情を見せていたら、この状況に変化があったと思いますか。
・これはどうあなたや相手に影響していますか?この時の人間関係はどうですか。
この練習をすることで自己認識や感情へのパターン、そして選択やその結果についてより知ることが出来ます。もっと詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
もしあなたが誰か他の人の事を理解したいと思うのなら、表面上ではなく、表面下の感情を理解していくことが必要です。表面上の話で知った気になってごまかしていると、とても貴重な情報を無駄にしてしまいます。
注)このコラムは許可を得て、Six Seconds社コラムを意訳しています。
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