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Six Secondsコラム【子供との衝突を減らす共感力】

「うちの親はいつも怒ってた」「忙しすぎて時間を取って貰えなかった」
「うちの父親は父親であることを楽しんでた!」「母はいつも味方で居てくれた!」

20年後、あなたの子供はあなたをどう評価すると思いますか。
これはあなたが求めている理想の姿ですか。

私も子供が4歳と6歳だった頃、出張に行く日の朝に子供たちがいつものように喧嘩を始めて、叫んでしまったことがありました。その後飛行機の中で、「こんな父親になりたくなかった。この飛行機が墜落したら、子供たちに怒って叫ぶ父親だと思い出してほしくない」と自分を振り返りました。

でも【共感】を発揮できるようになるまでは考えてみるといつもこのパターンに陥っていたんです。

90秒でイライラを抑える!?共感と言う方法

一瞬でダライラマ的父親になれる方法を伝えられたら良いのだけど、私はそんなに優れたEQの持ち主ではありませんでした。でも言えるのは、気づいた時から始められるということ。自分が過剰に反応してしまったなと思うときは飛行機で自分に言った”こんな自分になりたかったわけではない”という声が聞こえてくるようになったんです。

ではどうすればいいのか?
90秒で考え方を変えることが出来ます。
例えば、自分の息子が宿題を全然やらなかった時、怒りがこみあげてきて、私の怒りが大きくなればなるほど、息子も頑なに反抗してぶつかり合っていました。
ある時、「どうして自分は怒りを感じているのか。」と自問しました。
息子の勉強が遅れてしまうと言う不安や恐れ。自分が何の役にも立ってないと言う苛立ち。戸惑い。
共感を発揮して子供の立場になって反抗の元になっている感情は何なのかを考えてみました。
不確かで、がっかりして、これで判断されたような気持ちで、本人も不安だったんだなと言うのが見えてきました。
自分は助けたかっただけだけど、息子の態度だけを見ていたら簡単に感情が高ぶってまた衝突してしまうんです。
でも共感を使って、行動の元になっている感情を探ってみると自分の怒りと言う感情も和らいでいきます。感情が和らいでくると創造力を発揮して解決策を練ることが可能になっていきます。

共感力を高める2つの方法

私が怒りをエスカレートしないようにするのに役立ったのは【相互の立場での共感】を知ることです。
自分の心が子供にかき乱されている時、子供も同様に心をかき乱しているのだと思い出してください。
私の怒りスイッチが押されて激怒するとき、子供も同様に私に対して激怒しているのだと思い出してください。
私が寂しかったり、心が離れていると感じる時、きっと子供たちの心も同じように感じています。

もう一つの方法は真逆です。
自分に質問します。
これって本当に私の問題???
子供たちが大きな感情を抱えている時、自分事としてとらえて「私を否定している、拒絶している」と考えてしまう衝動にかられます。
でも共感力を少し使えば、起きている問題と自分の感情を離して見ることが出来るんです。
もし子供たちが私には関係ないことだけど、親なら安全だからと分かっていてこの感情を表していたら?

つまり共感には【相互の認識】が必要で、また一方では【分離】して考えることが必要なんです。
これは自分自身を親として見るための強力な方法です。

私を含めて、親である皆さん、
自分に問いかけて共感力を高めてみませんか。

Six Seconds CEO
ジョシュア・フリードマン
注)このコラムは許可を得て、Six Seconds社コラムを意訳しています。
  本文はこちらからご覧ください。

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