【キャリア×EQ】EQ入門セミナー第6弾が開催されました！

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今日は昨年行われた、アイズプラス主催【キャリア×EQ】強みを見極め「飛び込む力」でつくるキャリアピボットのセミナーのご報告です。

今回は桃山学院大学准教授である酒井之子先生をお招きしてお話を伺いました。

キャリアを切り拓くための「好奇心」「発信力」「飛び込む力」

エンジニアからキャリアをスタートさせ、コンサルティングや人事のお仕事を経験された後に大学教員としてご活躍の酒井先生。その酒井先生が、ご自身のキャリアを切り開いていくことができた理由として挙げたのが「好奇心」「発信力」「飛び込む力」でした。自分が持っている好奇心を大切にして、それを発信することで周囲を巻き込み、さらに自己決定をして影響力を発揮する。この繰り返しが酒井先生のキャリアピボットを築いたそうです。

アイズプラスの池照もまた転職を重ね、出産を機に働き方を考え直し、起業に至りました。
この二人は全く異なるキャリアを歩んでいますが、話を聞いていると、自分が関心を持っていることを積極的に周りに伝えながら、チャンスを掴み、キャリア選択を行ってきたという点では、共通しているように感じました。酒井先生は、「自分が関心を持っていることを無意識のうちに周りに伝えていたら、それを覚えてくれる人たちがいて、チャンスが巡ってきたりすることがあった」と過去を振り返っています。自分の関心事について周りの人に話してみるというのは、自分が飛び込みやすい環境を作る上でとても大切になりそうです。

自分の機嫌は何で決まる？

今回のグループワークでも、「現在の自分の気分はどうか？自分の気分をアップしたり、ダウンしたりするものは何か？」「EQの枠組みで、自分が得意/不得意なところは何か？」といったテーマで、各グループで話し合いました。

自分の気分をアップしたり、ダウンしたりするものについては、グループ内で出た意見の一部をご紹介します。
・夏が大好きなので、暖かい日はエネルギーが9割。
・応援している野球チームが買ったら、フィーリング高め。
・「楽しいこと」「好きなこと」をやっているとフィーリングが高まる。

参加しくれた皆さん自分のエピソードと共に、生き生きと話してくださいました。天気や趣味、趣向など本当に様々なものが私たちの気分を左右します。自分の機嫌をとるためには、「自分の気分を高めてくれるもの＝自分の機嫌をとってくれるものは何か」を知ることが最初の一歩です。

参加者の声

当日のセミナーには、様々なキャリアの方にご参加頂きました。1時間半のセミナーを通じて、参加者のみなさんが寄せてくださった感想の一部をご紹介します。

・結果を期待せずに発信していく。もっと周囲に発信して、より深い関係性、巻き込み力をつけていきたいと感じました。
・EQを知るフレームを基に感情の扱い方を振り返り、自分で意識的に変えてみる、ということができるということが大きな学びでした。感覚的にやるよりも、こうしたフレームを元にできると伸ばしていくことができるな！と思いました。

グループワークの時間がもっと欲しかったというお声があるほど、各チームのトークが盛り上がったようです。フレームワークを知るだけでなく、それをもとに思考を整理して、対話をして、新たに気づきを得ることができるのが、イベントの醍醐味かもしれません。

飛び込みやすい環境作り

今回は、キャリアの中でも職業選択という点で、誰もが一度は悩むであろうテーマについて、EQという視点で、酒井さんと池照からお話をいただきました。セミナーでは、「転職」だけでなく、「展職」（自分の関心事に沿って、キャリアの幅を広げる。発展するキャリアと言う発想。）という捉え方が紹介されていましたが、「展職」をしたいと考えている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

酒井先生と池照の話を聞いて、「展職」を実現するためには、「飛び込む力」がとても大切だということを感じました。私自身は、「飛び込む力なんて、なかなか自分にはないな…」と思うこともあるのですが、お二人の話を通じて、EQを活かして、自分が関心事を実現するために、発信力を活用して飛び込みやすい状況を作っておくことはできるかもしれないと思うようになりました。自分のキャリアに関しては、自分ひとりで考えがちですが、理想のキャリア実現のためには、周りの人を巻き込んでいくことも大切であるということに気付かされました。

今後も、アイズプラスは定期的にイベント開催する予定です。「EQについて知りたいな」「他の人と対話しながら、自己理解を深めたい」という方は、ぜひ一度参加してみてください。

株式会社アイズプラス　インターン
金沙利（きむさり）
東京大学大学院総合文化研究科修士課程所属。現在、株式会社アイズプラスでインターンとして記事執筆を担当。
今後は、様々な形で、「どんな人でもタレントを最大限に活かすことができるような組織、コミュニティ作り」にコミットしたいと考えています。