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Good, Motto, Kitto(グッド、もっと、きっと!!!)

2023年初投稿が1月終わりになってしまいましたが、こちらは株式会社アイズプラス代表・池照佳代が長年綴っているブログに寄せたコラムです。私たちアイズプラスのチームが実践した「みんなミーティング」でのGood, Motto, Kittoトーク。皆さんにも2023年に弾みをつけるきっかけになってくれると嬉しいです。

お正月もすっかり明けて、
すでに仕事ムード全開になっている方も多いかと思います。
アイズプラスも5日ころからは少しずつ仕事が始まり、
私自身もアクセルを踏み込もうと思っていたのすが、、、
なんと、2年ぶりに風邪をひきました。
調べてコロナでなく風邪と分かったので、昨日は終日外に出ず、
ずっと見たかった『初恋』@ネットフリックスを堪能しながら
休む1日。お陰で、今日は8割方快復しています。
普段元気者な人は、自分の体力を過信する傾向がありますよね。
年の初めにそれが自覚でき、神さまから大切な休養時間をいただいた気分です。

さて、今日は年末に実施した弊社恒例の
「みんなミーティング」で実施した
「振り返りを次のアクションに繋げる方法」
をご紹介します。

 

全員リモートだからこそ生まれた「みんなミーティング」

アイズプラスは私も含めてメンバー全員がリモートワークです。
出社する必要はなく、鎌倉で2か所使えるオフィスは、主にミーティングや
協働の仕事がある場合に使用しています。
そのため、互いに、それぞれの活動、課題、ありたい姿、そして互いのことを
知るためには、コミュニケーションへの工夫が必要。そこで私は、以下の3つを
コミュニケーションチャネルにしています。

-Slack(チャットツール)の活用→ ちょっと話せる環境づくり
-1on1(毎月実施)の継続→ 毎月自分が気になることを話す機会づくり
-みんなミーティング(年2回程度)の実施→ 互いのこと・仕事を知る機会

この中でも、年に数回の「みんなミーティング」は普段バラバラに活動している
みんなが集まれるとても貴重な機会。海外メンバーも含め、神奈川県外のメンバー
も多い私達チームではこのみんなミーティングもオンラインなのです。
オンラインで意義ある時間を創りだすために毎回ファシリテーションには
工夫しながら進めています。

今日は、昨年末に実施した「みんなミーティング」からご紹介です

 

Good, Motto, Kittoで振り返り&挑戦したいこと

毎回振り返りと次期に挑戦したいことをシェアするのが
「みんなミーティング」です。今回は、
Good, Motto, Kitto で振り返りました。

Good(グッド):  よかったこと/素晴らしかったこと
Motto(もっと): もっとこうした方がいいよ/改善できること
Kitto(きっと): 次はきっとこんな挑戦ができる!きっとこんなことが起こる!

GoodとMottoに関しては、ヤフーで実施していることを以前より知っており、
すでにポジティブなフィードバックとして他のクライアントにも紹介していた
ものです→www.hito-link.jp

 

Kitto(きっと)は私が追加したもの、
GoodとMottoだけだと、現在の仕事の延長線上で思考しがちになり、
「次の挑戦」といっても既に敷かれたレールや枠を超えることが
できません。これを打破するために考えたのが「きっと!」です。

きっとこんなことが起こるといいな!
きっとこんな挑戦ができそう! 今の延長戦上でないことを
ぜひ発信して見て欲しかったのです。これこそが、今回の挑戦でした。

 

創造性をつくる”レールを外れる工夫” 

全員がリモートで働くことは、メリットが沢山あります。
・働く時間、場所、スタイルをそれぞれが選択できること
・自分の役割や取り組みに集中できること などなど
ですが、デメリットもあります。大きなデメリットのひとつが
・メンバー同士が「会う」ことにより生まれる創造性がつくりにくい
ことです。

普通の会議をしていても、相手の熱量や情熱から生まれる
ちょっとした化学反応的なアイディアを発しにくい、気付きにくい、、、
EQのように「感情」をテーマに活動している私たちには、特に痛いところです。

Kittoを話してもらうのは、リモート上のミーティングでも
次の創造性につながる取り組みを皆で見出すためのちょっとした実験でした。

一通り全員が話終わった後、私があらためて「Kitto」の意味を
伝えると、メンバーのSさんから「あっ!」という叫び声が上がりました。
「今 池照さんからそういわれて、”それならこれだ”って思ったことがありました!
さっきまではやっぱり”仕事の延長線上”で考えちゃってたんです!」
そこから、少し興奮気味に ”Kitto(きっと)こんなことがおこったらいい!”
というステキな世界を共有してくださいました。
それに続いて、聴いていたEさんからも「あ、それ私も!」とこれまた
それまでの彼女からは想像もつかないような視点の意見が出てきたのです。

小さなチームにとって、一人ひとりの思考と行動の広がりはどんなシステムや
学びへの投資に勝るものです。そこに集う一人ひとりが何に興味をもち、
新たなことに挑戦する想いがなければ、私たちが顧客や社会に対して貢献し続ける
ことはできません。だからこそ、年に数回でも「みんな」で話す機会の際には
想定できることを超えた未来の話を一緒にしたい、そんな思いでKittoを
はじめました。今のところ、実験は成功でしょう。この実験、まだしばらく
私のチーム、そしてクライアント数社でも実施していきます。

もし、これをご覧になって「うちでもやってみる!」というチームが
ありましたら、ぜひどんな反応があったかを聞かせてください!
Kitto(きっと)考えも及ばなかったアイディアが生まれてくる
かもしれません!

株式会社アイズプラス 代表取締役
池照佳代