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【鳩子×鳩ばぁシリーズ】EQは誰に必要なの?

こんにちは!鳩子です。
2021年が始まり、いよいよ私の職場ではEQ導入に向けて動き始めました。
EQを今後社員全員に広めるにあたり、まずは部長職以上の方にEQIの受検、そしてEQ研修を受けて貰うことになったのですが、初っ端から問題発生で、鳩ばぁに泣きついてます。


鳩子:鳩ばぁ、ついにEQ導入の為、役職付きの人たちのEQI受検やEQ研修が始まったんだけど、営業部の部長から「EQ、EQって言うけど、感情なんてみんなあるし、使ってるよ!使わなきゃ営業なんてできないんだよ!なんで僕に必要なんだ?(怒)」って言われちゃった💦

鳩ばぁ:そうか、そうか。大変じゃったな。

鳩子:そうだよー!みんなの前で怒り口調で言われて、涙目になっちゃったよ…
でも、なんで鳩ばぁはニコニコしているの?

 

 

鳩ばぁ:なんでってな、わたしゃ、その部長さんに興味津々じゃよ。
EQの伸ばし甲斐がありそうな人じゃ!!
鳩子ちゃんはみんなの前で怒り口調で言われて嫌だったじゃろうな。
でも人事部の鳩子ちゃんにまでその態度をとるってことはじゃ、
その部署うまく回ってるんじゃろうか?

鳩子:確かに言われてみたら、営業部は常にピリピリしてる。
私も用事があって、営業部に行かないといけない時はすごく緊張するんだよね。

鳩ばぁ:目に浮かぶようじゃな。
その部長さんはこれからEQI受検をするようじゃが、鳩子ちゃんも
知っての通りEQIの検査と言うのはその人の行動量からEQの発揮度合いを測定している。
これについてはアイズプラスでインターンをしている金沙里ちゃんがレポートを出しているので、そちらも見てみると良いぞ!→EQI受検体験レポート
EQと言うのは感情知性のことじゃが、「感情をスマートに使いこなすことで、自分を知り、相手を知り、より良い人間関係を構築する」のに役立つんじゃ。
是非ともその部長さんにはEQI検査で客観的に自分の強みと弱みを理解して貰い、どうしたらより良い部署、組織を築いていけるかを考えてもらうきっかけにして貰えたら良さそうじゃな。それから、部長さん自身のありたい姿を見つけるのに役立てて欲しいものじゃ。

鳩子:なるほどー。結局感情は生まれながらに持っているものだけど、それについて習ったことがある人も、感情を上手いこと使って目標達成や人間関係構築に使えている人も少ないってことか!それに使い方を間違えると周りの人にも良い影響を与えないってことなんだよね。
まぁ、中には生まれながらにEQがうまく発揮できている人も居るんだろうけど。

 

 

 

 

鳩ばぁ:まさしく!その通りじゃ!今回は営業部の部長さんが素直な反応を見せてくれたんじゃが、この反応はよくあることじゃ。今までIQ、IQと言われて育ってきたんじゃから、急に「EQが大事!EQ研修を!」と言われてもなんじゃそりゃ!?じゃよな。EQと言う言葉自体、日本では数年前にようやく市民権を得たようなものじゃから、これから鳩子ちゃんの会社でもっともっと浸透させて行きながら、社員一人一人がビジネスの面だけでなく私生活でもEQを活かすことでより心豊かな人生を歩んで行って欲しいものじゃ。
それから確かに生まれながらにEQがうまく発揮できている人も居る。
じゃが、EQと言うのは項目ごとに見ると、時には立場や状況によって下げたほうが良い項目もでてくるんじゃ。
だからこそ、成功している大企業の社長さんや役職者はEQに注目しているんじゃよ。そして学び続けているんじゃ!

鳩子:そうなんだね。GoogleやAppleではもう長いことEQの研修があるって聞いたことがあるよ!でも、EQがこの部長みたいに「なんでやらなきゃいけないんだ!」って思われてしまうのは、きっとEQの研修ってビジネスに直結しそうもないから何となく重要性が感じられないのかな…。

鳩ばぁ:そうじゃな~EQを習ったからってすぐにEQを発揮できるようになるわけじゃない。自分で自分のことを知り、どんなパターンがあるか、どんな行動を取っているかに気づいて、小さなことからでも自分で変えて行く努力は必要になる。でも長い目で見たら自分の成長は勿論、組織を動かす上で欠かせないスキルであることは間違いないんじゃ。それに自分自身、周りと無理なく上手くやって行けたほうがストレスもなくなるじゃろう。人と人が働いている以上、そこには必ず感情が存在する。自分の感情もよく見つめたことがないまま、相手の感情を知った気になって行動していたら、目指している組織の目標には到底辿り着くことはできないじゃろう。

実際、この営業部長さんは鳩子ちゃんに対して怒りをあらわにしたことも含め、以前から他人の気持ちを考えた行動は出来ていないようじゃ。営業部全体でピリピリしていると言っておったが、部署のムードメーカーにもなり得る部長さんがこの様子じゃ、部内のみんなも本来あるべき力が発揮できていないんじゃないかと鳩ばぁは心配じゃ。

是非ともこの部長さんのように「感情知性なんて…」って思ってる人、
自分のことなんて分かってるさ!と思っている人にこそEQについて学んで欲しいものじゃ。
それから、きっとこの部長さんも営業部の雰囲気もEQの学びを真摯に受け止めてくれたら変わるはずじゃ!
これからが楽しみじゃな!


鳩子:新しいことを始めるのって誰でも勇気が居るだろうし、納得できなければ動き出せない人もいるもんね!
皆の前で怒り口調で言われて、ちょっとひるんでしまったけど、
部長も何か心に抱えているものがあるのかもしれない。
部長がEQI検査や研修を受けることで営業部全体が変化していくのを楽しみに私も頑張ってみる!

そう言えば、親友がアメリカでは学校でもEQを学ぶって言ってた!
私も自分の為にも、娘の為にもEQを活かしたい。
日本の学校でも取り入れてくれるといいんだけどな。

鳩ばぁ:本当にそうじゃな。アメリカではSELと呼ばれて、多くの学校で大なり小なり感情教育が取り入れられてるんじゃ。まだまだEQって日本では馴染みのない人も多いし、企業だけでなく、民間、教育にもどんどん浸透させたいとわしも思っておる!
学校での取り組みなんかもこれから話して行くとするか!

【鳩子×鳩ばぁシリーズ】過去の記事はこちら★
教えて!EQってなぁに?①
教えて!EQってなぁに?②
教えて!EQってなぁに?③

SEL(感情教育)についての過去の記事はこちら★
感情の持つ学習効果
オンライン授業で挑む【感情教育】
成長型マインドセットを学ぶ子どもたち

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