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感情を軸に、更年期と向き合う

これが噂の更年期

2022年2月3日現在、齢(よわい)47歳のワタクシです。性別は女性です。2021年の秋辺りから大人の階段をまた一歩昇ってしまったようなんです。。。

元来、冷え性で寒がりなのですが、突然身体がカッカして額にはうっすら汗が滲んだり、でもすぐに治まったり。大きな悩みもないわりに寝つきが悪かったり、夜中に何度も目が覚めたり。最初は「変だなぁ」くらいに思っていたのですが、だんだんと心配になってきました。

心配という不安感は私の日々の感情にも影響を及ぼします。根っこに不安感を抱えているため、その上にポジティブな感情を乗っけていてもイマイチ楽しめない自分がいます。今までならスルーできたパートナーの言動にイチイチ噛みついてみたり。こうなると厄介で更に不安感が増殖します。

ある日、5つ年上の女性とランチをしている際にその話をしたところ、「しのぶちゃん、いらっしゃい!それ、更年期よ」と明るく朗らかに言われ、ビックリと同時に妙に納得。

「おぉぉ、私も大人女子の仲間入りか!」とある種のスッキリ感を感じました。

身体の変調は既に2年前から始まっていたことに今更ながら気が付きました。腰痛が発症したり、テニス肘になったり、バネ指になったり。よくよく考えてみたらこれは全てホルモンバランスの変化のようです。潔く、「更年期を認めよう」と腹をくくりました。

 

ムードメーターを活用しよう!

アイズプラスでは月に1回のみんなミーティングでも、主催するセミナーでも必ずムードメーターを使って最初に自分が今、何色に居るかを共有します。ムードメーターとはイエール大学の感情知性研究所が考案したフレームワークで、縦軸が身体のエネルギー量、横軸が気持ちのエネルギー量となっていて、それぞれがぶつかる場所が、今自分が居る場所=自分の「機嫌」ということになります。機嫌は気持ち(感情)だけではなく、身体も関係していることがわかります。また、逆に身体のエネルギー量が感情にも影響していることに気付くことができます。

そこで更年期からの身体の不調は受け入れつつ、気持ちまでその不調に併せることはないなっと考えるようにしてみました。睡眠不足で身体がダル重でも「今日は美味しいパンを買いに行く日だ!」とか「お天気最高だなぁ!」とか、切り離して考えられることで身体の不調に引っ張られることなく、自分の生活を感情面で豊かにしていくことができると実感しています。

これからも大人女子の階段を一段ずつ昇っていきます。その度に身体の変調は間違いなくやってきます。そんな時、身体を軸に考えるのではなく、感情を軸にしてみると同じ状況でも違った景色に見えてくるのではないかなぁと。ちょっとワクワク、得した気分です。そう思えるようになったムードメーターには本当に感謝です!

 

EQGA公認プロファイラー
EQACアセッサー

樋口しのぶ

【ムードメーターについての過去の記事】

Six Secondsコラム【感情の力を解き放つ】
感情を言語化する者は、感情を制する