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【子育てEQセミナーレポート】感情を活かして夏休みを満喫ー親子で育む感情知性ー

いつもEQ+LAB.をご覧くださりありがとうございます!EQ+LAB.編集長の杉山です。

先日、【子育て×EQ】をテーマにアイズプラス主催のEQ入門セミナーが開催されました。
今回のセミナーでは、鎌倉で独自のスタイルの学童【鎌倉学び舎】を運営されている大滝世津子先生をゲストにお迎えし、「子どもの感情との向き合い方」を伺い、自分の感情を知ること、そして親子で感情を活かし、スマートに使いこなすスキル=感情知性を育むことについてアイズプラス代表 池照からお話をしました。

今回のゲストは私にとって特別な人。
小さいころのお稽古で一緒になり、その後偶然にも同じ高校に進学、そして大人になって講演会で再会。
それから二人で会うようになり、世津子先生の話を聞くたびに教育に向ける熱いまなざし、真摯な姿、そして魅力的な学童の話に魅了され、いつかEQセミナーを開催する際にはお招きしたいと思っていた尊敬する友人でした。

今回世津子先生は私たちに日ごろから出来る子育ての沢山のヒントを下さいました。
【鎌倉学び舎】のお話にはセミナーに参加された誰もが「私も通ってみたい!」「子どもを通わせたい!」と思ったのではないでしょうか。地域のコミュニティを活かし、そこで育って行く子ども達の今と未来、子供と大人を繋げる架け橋になっているんだなと改めて感じました。先生の場合は自身が育ってきた鎌倉でしたが、参加者の皆さんからも自分の地域の特徴を生かして、そこに居るという場の力を借りると言うお話も出てきました。
そして、世津子先生のお話にはEQに繋がる大切なことがいっぱい詰まっていました。

I(アイ)メッセージは愛メッセージ!

子どもの感情を知るために、子どもの感情をマネジメントするために、世津子先生も池照も共通して話していたのは【観察すること】。
表情・雰囲気、いつもとは違う様子・言動…
こういうことを観察していると、同じ活動をしていても一人一人面白がっている何かが違うことが分かってきます。それを重ねて行くことでその子の感じ方や興味の傾向が見えてくることもあるそうです。

実はそれは大人でも同じ。そして他者だけでなく、自己においても同じことで、やっぱり自分自身を観察し、自分のパターンを知ることがEQを高めるためにまずは何よりも大事なことなんです。

そこから、I(アイ)メッセージで子供にも伝えるようにしていると言うお話を世津子先生はされていましたが、まさに!「私はこんな感情を抱いている、それは〇〇だからなんだ。」と言うように、結局子育て、子どもの感情やマネジメントにおいて大事にしていると世津子先生が言われたこととEQの根本は同じところにありました。

「お母さんはこんな感情を抱いて、だから〇〇にこんな風に言ったんだよ。」そんなI(アイ)メッセージの言い方をするだけで、愛メッセージが伝わります。こんな声かけ、話し合いから親子の関係が深まっていくのかもしれません。

参加の皆様の感想

今回参加されたのは親御さん、そして子供たちと関わる教育者の方々でした。
感想で寄せられた声を一部ご紹介させて頂きます。今回もブレイクアウト、質疑応答とありましたが、盛りだくさんの内容だったのでもっと意見交換したかったなどの声も聞かれました。

・今回EQというものがどんなものか初めて知りました。
アメリカの学校で授業があることも知りませんでした。
また、先生のお話も一つ一つすごく納得ができ、結果から原因をチャートにするは自分の子供達の喧嘩にもさっそく使おうとおもいました。

・“子どもたちの育成に必要だと感じること”を資料で拝見しましたが、全て共感できました。そして、その全てにおいて、さらに重要なことが、『継続的に・繰り返し行う』ということではないかと感じました。
子育てが一時的なことではないことは、母親は誰しもわかっていることですが、もっと意識をすべきだと考えます。それはEQを知っただけではなく、知ったからこそ、活かしていくことと同じように、愛情のプラスのスパイラルが起こるようにずっと続けること。それが親と子の幸せにつながるのだと感じました。

・『今が幸せであること 積み重なった時に未来がある』そのためにも、大人(親自身)が自分の感情を大切にすることというEQにおいての『知る』の探求領域を伸ばしていけるといいなと感じました。

・感情のスケールで自分の今の体調や相手の体調、気持ちを視覚化して知ることの大切さを学びました。

参加して下さった皆様、ありがとうございました!

親からのプレゼント

生まれながらに持っていて、死ぬまでずっとお付き合いしないといけないもの。それが感情です。

大人自身が自分の「感情」を大切にする=相手(子ども)の「感情」を大切にできる
大人自身が自分の「違い」を認めて活かす=相手(子ども)の「違い」を認めて活かす

今回世津子先生と池照の話にはI(アイ)メッセージで子供を一人の個人として尊重すること、大人の私たちも自分自身の感情を知って話すこと、そして今回は池照の著者『感情マネジメント』の中にも入っているワークをご紹介しましたが、すべて共通しているのはI(私)から始まるということ。
子供の周りにいる親や大人がそんな風に接しながら育って行く子どもはきっと感情を大切にして、相手の感情をも大切に出来るようになるでしょう。

EQは親(大人)が子供に贈れるプレゼントなのかなと思いました。

100個の感情のムードメーター、好きリストなど子供と一緒に出来るワークが『感情マネジメント』の本の中にはあります。気になる方は是非本やこちらのEQ+LAB.のコラムを参考にしてみてください。

アイズプラス
EQ+LAB.編集長
Six Seconds EQプラクティショナー
杉山夕希子

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