こんにちは!EQ+LAB.編集長の杉山です。
先日素敵な機会に恵まれて、幼いころから気功を通して身体を整え、
現在は鍼灸師・漢方医そして企業やビジネスパーソンに
EQを体を使って伝え、ビジネスパフォーマンスを上げることに
尽力しているDr. Keith Brewerの講座を受けてきました。
EQを高めるには…
弊社のアイズプラスのEQI検査を受検すると、
自らの行動を分析して、自身のEQの発揮度合いが分かったり、
素養と呼ばれる、自分がどの素質・分野がEQを発揮できていないのかなどが
明確になります。
勿論皆さんにこの検査も受けて頂けると嬉しいのですが、
そうでなくてもEQを学び取り入れたい、高めたいと思っている方は
多いのではないでしょうか?
私自身も初めてアイズプラスに来た頃は、EQは良いものなのは分かった!
それをどうやって活用する?どうやって高める?何をしたら良い?
と疑問に感じました。
ありがたいことにその後すぐにEQの学びを深め、
検査を受けて自分の高めたいところを見つけ、
それも定期的に更新してきたのですが、
やっぱり自分がEQについてお話しするときには
どうすれば?!の部分が弱いなと感じていました。
生きた感情を捉える
今回はEQを高めるために、Dr. Keith Brewerが提案する気功を用いて、
まずは自分を見つめるために色々な動作を取り入れていきました。
気と言うのは不思議なもので、私は今回初めてやりましたが、
手がほんわかと温かくなったり、目の奥で色が加わったり、
体が活性化していくのを感じることが出来ました。
先生は幼いころ長くは生きられない難病と言われ、
お薬などもなかったため、眠れない日などは
数時間も夜な夜な気功を行っていたそうです。
先生に言われた動きをしながら、自分自身の生きた感情に
向き合い、動きながらの瞑想と言うのでしょうか。
要らない感情がふわっと抜けたり、持っていたい想いが
体に熱く感じたり揺れ動くときがありました。
体で体感した相手の気持ちを読む力
今回教えて頂いた気功の動きに二人で行うものがありました。
相手の流れに乗りつつも、自分の軸をブレさせないというもの。
そして相手が何か仕掛けてきたときに、自分がどんな反応をするかは
実生活でも同じことをしてしまってるかも!というお話もありました。
相手の動きを捉えて、スルッと柔軟にくぐりぬけ、
また元の心地良い二人で行っていた動きに戻る。
これを繰り返していくことで、相手の出方には左右されない自分で
ありつつも、相手の流れに乗ることが出来ると言うのを
やりながら、Aha!(アハ!)モーメントと言えばいいのでしょうか、
「これか!」と思える瞬間がありました。
私たちはEQのセミナーや授業でも言いますが、
自分の機嫌は自分がとる。
自分の感情は変えられる。
でも相手を変えようとするならば、
変えられるのは自分自身。
とよく話していますが、まさにこれを体感した瞬間でした。
相手の動きは変えようがないけれど、
相手が出してきた出方を柔軟に対応して、
自分も相手も心地よい流れに乗ること。
これはアサーティブコミュニケーションとか、レジリエンスにも通ずる。
EQとはこういうことなんだな…という理解が深まりました。
今回は気功と言う私の中では非日常の体験の中から、
「こういうことか!」という発見がありましたが、
机上の学びではなく、生きていれば感情は沸き起こるもの。
これを自分自身の行動を通して、どうしたらより良い選択が出来、
より良い結果や人間関係をつくるのに役立つのかが分かってくるのだと思います。
私もEQを知ってもう5年以上生活の中のどこかにEQを感じていますが、
日々勉強、日々実践だと思っています。
EQを高めるってすぐに目に見える変化は現れないかもしれないけれど、
どこかで「これか!」という体験はきっと出てきます。
是非皆さんが学んできたEQを生活の中でも役立ててみてください。
EQ+LAB.編集長
Six Seconds EQ プラクティショナー
杉山 夕希子