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ウォーキングで見つけた!私なりのマインドフルネス

EQ開発の原理をダイエットにも

皆さん、突然ですが、【コロナ太り】されていませんか?
私は3月から4月末までの間に2kgも太ってしまいました…。
当初は薄々気づいていながら体重計に乗るのを避けていましたが、増量傾向に歯止めがきかず、やむなく体重計に乗ったところ辛い現実が数字としてハッキリ表れてしまいました。
これは流石にマズイと一念発起してダイエットを決意しました。
その際にEQ開発の原理を当てはめてみることにしたのです。
①目的・ゴールを明確にする
②達成のための具体的行動を決定する
③愚直にやり続ける
ダイエットもEQ開発も同じく、「行動しか成果に繋がらない」ということで、私が決めた行動目標は「週4日、毎朝40分の早歩きをする」でした。
この行動目標、書くは易し、やり続けるは難しです。
そこで自分の興味関心を引き出すことにしました。

マインドフルネスは”動”の中にも存在する

当初、自分自身で決めておきながらやり続ける自信が実はなかったのですが、半月以上過ぎた今も継続中です。これはあることに気づけたからなのです。
私はEQの基礎とも言われている【自分自身への興味関心】【自分の内面と向き合う】ということが実はとても苦手でした。
「今、ここに集中する」と言うマインドフルネスを実践し、その開発を図ろうと座禅をやってみたり、写経をやってみたり、向き合う努力はしてきました。でも、いまいちしっくりきませんでした。
しかし、ダイエット目的で始めた毎朝の早歩きが自分にとってマインドフルネスになっていることに気が付けたのです。朝5時半、人の気配も少なく、空気もひんやりと気持ちよく、そんな中を両腕を振って大股で闊歩すると自然と自分に意識が向いてくることを発見しました。「そう言えば、私は小さいころから住宅街を歩くのが好きだったな」とか「今の気持ちを漢字一文字で表したら何になるだろう?」など、自分と対話していることが見えてきました。そうなると40分は意外にもあっと言う間で、帰ってきた後は何となくですが、穏やかな気持ちになっているんです。

様々なマインドフルネスの指南書も出ていますし、それらは全て効果的なのだと思いますが、自分なりのマインドフルネスの方法は人それぞれなのではないでしょうか。
私にとっては”静”ではなく”動”の中にそれがありました。
残念ながらダイエットの効果としてはまだ数字として表れてきていませんが、違う成果が得られているので、しばらくは歩きながらのマインドフルネスを続けてみようと思っています。

株式会社 アイズプラス
EQGA公認プロファイラー・EQACアセッサー
樋口 しのぶ