先日、【EQ学び会2020】が無事に開催されました！
株式会社アイズプラスが毎年一度EQを実践している方、会社などで取り入れている皆さんと交流や学び合い、そして発表の場として開催していた【EQ事例発表会】
５年目を迎えた今年はコロナの影響を踏まえて事例発表ではなく、皆が学び合える場、今後EQでポジティブチェンジを起こすために何が出来るか等を、それぞれが興味のある領域・分野に分かれて話し合う【EQ学び会】となりました。
この一年に一度の”EQを語り合う場”はどこの会社・組織に所属しているか、どこの団体の資格を持っているか等の垣根を超えた場です。
オンラインでもEQを！
今年、誰もが予測しなかったコロナ禍での新年度がスタートしました。
在宅勤務、オンラインミーティング、オンライン研修など多くの会社でリモートワークが加速したのではないでしょうか。
EQエキスパートの一人、三森朋宏さんからはオンラインでどのようにEQを開発するお手伝いが出来るか、実践的な学びの場をデモンストレーションと共に紹介して頂きました。
画面越しに感情を汲み取るのは容易ではありません。だからこそEQと言うツールを使って感情を言語化することで共感力の発揮や心理的安全性の確保が必要になってきます。
ワークの一つに「〇〇と言う感情を聞いて、最近どんな時にこの感情を感じましたか。」と言うものがありました。感情について話すときには間違いはありません。自分の感情と体験を繋げていくことで、自身の気づいていなかった感情に気づくことも出来るし、他者がどのように感じるのか知ることも出来るのでEQを開発する研修のみならず色々な場面で応用が出来ると感じました。もちろん、自分自身が感情を言語化するためにも、この練習は役立ちそうです。
人を本当の意味で大切にするのは「働きがいのある会社」
アイズプラス代表の池照からは2017年からEQ（感情知性）を活用した人材開発・組織開発で共に歩んできた株式会社コンカーを例にどのようにEQ研修を効果的なものにし、自分ごとに落とし込むかと言う話を聞きました。
株式会社コンカーは2018年から３年連続で「働きがいのある会社」１位に輝いてきました。その根底にどうEQが関わっているのか、こちらはインタビュー記事がありますので是非ご一読下さい。
EQが未来に向けて出来ること
今回の参加者は、企業・教育・コミュニティの三つの領域に分かれて興味のある分野でEQが私たちの未来に向けて出来ることを考えました。
企業・団体など組織の垣根を越えて、課題に思っている事、皆の課題を乗り越えるためにEQが出来ることはなんなのか、有意義な話し合いの時間になりました。
＜企業＞
・無自覚なパワハラが増えている
・思考が優先で感情は理解されていない
・人と自分の当たり前のちがいに気づく
⇒「違い≠間違い」これをきちんと伝え、お互いの「当たり前」の違いを力にする！
＜教育＞
・本音で話せない、感情を出し切れない学生たち
・空気を読めるようにすることで、自分自身がわからなくなる
・大人が言う、都合のいい時だけの「やりたいことをやりなさい！」
⇒教育は「教える、育てる」ではなく「育教（育む、教わる）」にならなくては！
大人の世界が変われば、子供が変わる。共感力や心理的安全性を高める。
＜コミュニティ＞
・心地よいコミュニティって何だろうか？
・そもそもコミュニティの意義と目的とは。
⇒重い想いにならないコミュニティ作り。
EQを発揮することで「まぁまぁ」と言える緩衝材のような存在になれる。
EQ人口を増やすことで世の中が生きやすくなる
それぞれの分野で３グループ３様の話し合いが繰り広げられましたが、共通して言えるのは、
”EQ人口を増やすことで世の中はもっと生きやすくなる”と言うこと。
どこに所属していても、人には数百、数千と言う感情があることを知ることで互いの違いを認め、自分自身の内にある目的を追求することが出来ます。
置かれた場所を居心地の良いものにするのか、そうでないのかは他人が変えるのではなく自分自身が変わっていくことです。
EQを学び、実践している人はその人自身が「心理的安全性をつくる」存在になれるのです。
是非EQを一緒に学んで、ご自身は勿論、あなたの周囲の人たちが生きやすくなるように巻き込んでいきませんか。
EQ＋LAB.編集長
株式会社アイズプラス
杉山 夕希子
EQ＋LAB.では皆様に気軽にEQについて知って頂ける場として、インスタグラムを開設致しました。
こちらも是非ご覧ください。 @eqpluslab
https://www.instagram.com/eqpluslab/
株式会社アイズプラスではそれぞれの目的に合わせたEQプログラムを提供しています。
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