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本場で過ごすハロウィンの一日

既に11月半ばですが、皆さんはどんなハロウィンを過ごしましたか。
日本でもハロウィンはここ10年で年中行事の一つの座を獲得したように思うほど盛り上がりを見せていますね!
一部加熱し過ぎなところもあるようですが…。
今日は本場アメリカで体験したハロウィンの一日をご紹介したいと思います。

ハロウィン当日は木曜日。
こどもたちの学校では登校後すぐにパレードがスタートしました。
朝から本格的フルメイクの子供たちもちらほら。
親たちの気合が伝わってきます!

子供たちに人気だった衣装はスーパーヒーローたち。中にはブルーベリーとか、ミシュランマンとか、ポストなど自作ユニークコスチュームも見つけました。そして一部の保護者は子供たち以上に気合の入ったコスチュームでパレード鑑賞。
そして先生たちは勿論コスチューム姿でノリノリでポーズしてくれます。
娘の学年の先生たちはスーパーヒーローズでした!
パレードで歩いてくる子供たちのコスチュームを興奮気味に眺めていましたが、中には仮装していない子も居て、あとから娘に聞けばパレードの参加不参加は自由だったそうです。もちろん多くの子供たちが仮装をして参加していましたが。
宗教上、家庭の理由、個人の理由で参加しない、もしくは仮装をしない子はパレードせずに座っていても良いし、一緒に歩いても良いとのこと。この辺りは個人を尊重する、そして他民族国家だと言う事実を目の当たりにする一面です。
最近は仮装やハロウィンパーティ、パレードなどを禁止する学校も出てきているそうで、知り合いの学校はこの日はなぜかパジャマデーでした。
禁止の理由はまちまちですが、宗教上の理由から保護者からクレームが出ていたり、景気の悪化からコスチュームを買えない子を悲しい気持ちにさせない為らしいです。

うちの学校ではクラスごとに担任の先生のさじ加減で、ハロウィンパーティがあったり、ハロウィンパーティと言う名目ではないパーティをしたり。パーティの持ち物リストも1週間前くらいには届き、担当が割り振られているものの、持ってくるか来ないかは親次第。
でもここは持ってきてと書かれていればしっかりと用意しちゃう真面目な日本人。
我が家はせこせこと前の晩にこしらえた担当グッズを持参しました。
長女の担当はこの時期スーパーなどで売られているお菓子じゃないハロウィングッズ。
そして次女の担当はスナックでした。

そして夕方からはハロウィンのメインイベントTrick or Treatのスタートです。


大人たちは勿論子供たちに付き合って回ったり、家で子供たちを仮装して待ち構えていたり。
我が家は楽しみ過ぎて夕方早めに出かけたのでまだ準備中の家もいっぱいでしたが、一生懸命用意してくれている姿に子供たちを楽しませよう!怖がらせよう!と言う大人の熱い想いを感じました!
その晩だけ、私たちの街は今まで見たことのないほどの人が集まり、交通整備や警察官も出るちょっとしたハロウィンスポットに変身していました。
後からお友達に聞いた話では3000人もTrick or Treatに来た家があったとか。

今年のご近所のハロウィンデコレーションの様子はこちらです。
https://www.youtube.com/watch?v=m2LHwk0KU4E

ハロウィンはアメリカではやっぱり子供たちが主役でした。
こどもたちを楽しませるために沢山のデコレーションに時間とお金を費やしてくれたご近所さんたち、もりもりのお菓子をくれた方々、そして安全に過ごせるようにしてくれた警察官や見守りの大人たちに感謝の気持ちでいっぱいです!

2時間半もTrick or Treatしに歩き回った私はヘトヘトになりましたが、子供たちの笑顔で疲れも吹き飛ぶ一日でした。

【番外編】
この日は仮装をしていると素敵なサービスを受けられるレストランもあるので大人もにっこりです!
途中モールのメキシカンレストランで一休み。いつも12-15ドルの美味しいタコスやブリトーもこの日は4ドルでした!